今回は、インターネット集客の基本をご紹介します。
「ホームページを制作したけど、どのように結果を出せばいいのかがわからない」
「インターネットでどのようにしたら成果に繋がるのかがわからない」
という方はぜひご覧ください。
インターネットで集客をする手法
SEOに関するページにも記載しましたが、インターネットで集客する方法は以下の通りです。
- SEO(検索エンジン)
- リスティング広告
- リターケティング広告
- ディスプレイ広告
- DSP広告
- SNS広告
- SMM
- 純広告
- 動画広告
- アフィリエイト
- オフラインからの流入(QRなど)

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それぞれのメリット・デメリットは?
様々なインターネット集客の方法があります。主要なツールそれぞれの特徴・メリット・デメリットをご紹介します。
SEO(検索エンジン)
SEOは検索エンジンからの流入を増やすために、検索エンジンへの最適化を行い、コンテンツが検索結果の上位表示されることを目指す施策です。
SEO(検索エンジン)のメリットデメリットは以下の通りです。
【メリット】
- 新規顧客・見込み顧客の行動が「検索」からの流入のため、もっとも成果に繋がりやすい
- ホームページの流入源でもっとも主流なものになるため、集客効果がもっとも高い
- 新規顧客・見込み顧客へのアプローチが様々な角度からできる
- 費用対効果がもっとも高い
- ストック性があるため、効果が持続的
【デメリット】
- 結果が出るまでに時間がかかる
- コンテンツ形成をしていく上で、人的コスト(作業時間)がかかる
まずはメリットから詳しく解説します。
【新規顧客・見込み顧客の行動が「検索」からの流入のため、もっとも成果に繋がりやすい】
基本的に「検索」という行為は、何かの情報を取得したい場合に行います。
スマホ普及してほとんどの人が、「何かを購入しようと検討する際に、購入の決め手となる情報を取得する場所」は、インターネット上の情報を利用しています。
スマホ普及をする前でも顧客の行動は変わらず、「購買」の前に「調べる」ということを行います。
例えば、昔であれば、車を購入する際に、様々なメーカーや車種を比較する際に、車屋さんに足を運びました。何も調べずに、購入を決定する訳ではなく、よく調べてから購入をします。
現代社会では、足を運んだり、わざわざ勇気を出して店員さんに聞く必要がなく、インターネット上に様々な情報があるため、検索という行動をとるのです。
検索という行為は、購入の直前の行為となるため、検索上位を獲得することが非常に重要となります。
【ホームページの流入源でもっとも主流なものになるため、集客力がもっとも高い】
インターネットでの集客力をもっとも発揮するのが、SEOです。
ほとんどのサイトが集客に繋がる流入源でもっとも大きい割合を占めるのが検索エンジンからの流入です。
SEOを強化することが、集客の基本になります。
逆にSEOにこだわらない限り、永遠と広告にたくさんの費用をかけることになります。
【新規顧客・見込み顧客へのアプローチが様々な角度からできる】
広告を出した場合は、「たくさんの広告を用意すれば用意するほどコストがかかる」のが現状です。
しかし、SEOでは、ホームページ内にあるほとんどコンテンツが検索エンジンに表示されます。
様々な方向性からアプローチをすることができるのが、SEOの大きなメリットです。
例えばペットショップのホームページで考えてみましょう。
広告を出すとしたら、ペットショップに流入してもらえるような広告を1つ出稿します。
SEOの場合は「ポメラニアンの特徴としつけの方法」や「ロシアンブルーの性格」など様々な流入が見込めます。
【費用対効果がもっとも高い】
費用対効果がもっとも高い集客施策となります。
SEOに関して自社で全てを行えば、基本的にコストがかからずに行えます。
集客効果(アクセス数)がもっとも高く、購買への繋がりももっとも高く、コストがかからない為、費用対効果が高いのは明白です。
【ストック性が高い為、効果が持続的】
過去に発信したコンテンツからも集客に繋がります。
WEB広告の場合は、掲載期間が終了したら、流入がありません。
SNSの場合は、タイムラインが流れてしまったら、ユーザーが頑張って遡らない限り流入に繋がりません。
しかし、SEOの場合は、過去に作成したコンテンツが半永久的に集客効果を生み出します。
定期的なリライトによって情報が古くならないよう工夫が必要ですが、他の集客施策よりも効果が継続的です。
また、そのようなコンテンツを積み重ねて作成していくことによって、どんどん集客に繋がるコンテンツがストックされることに繋がります。
続いてはデメリットです。
【結果が出るまでに時間がかかる】
結果が出るまでに時間がかかるのがデメリットです。
サイトを立ち上げて間もないときは、ドメイン(URL)に対する信頼度もまだ低く、なかなか上位表示されません。
SEO対策はコンテンツを形成しながら、ドメインの評価を上げていくこととコンテンツの形成ごとに入り口を増やしていくものなので、どうしても結果が出るまでに時間がかかります。
即効性が必要な場合や期間限定のキャンペーンなどを発信する場合は、広告を利用した方がいいでしょう。
【コンテンツを形成していく上で、人的コスト(作業時間)がかかる】
「コンテンツを作っていく」ということは、時間がかかります。一つのコンテンツを形成する上で、こだわった内容を作ると1時間以上の時間がかかる場合があります。
1日1コンテンツをルーティン化した場合、今までの仕事から、1時間を捻出する必要があります。
チームで行えば、かなり作業は楽になるものの、今まで無かった必要な時間が生まれることは確かです。
これらが、SEOの特徴・メリット・デメリットとなります。
リスティング広告
リスティング広告とは、検索エンジンでキーワード検索をした際に検索結果ページに表示される広告です。
検索したキーワードに連動して、関連する広告が表示されるため、SEOと同様の成果が見込めます。
ただし、キーワードによって単価が上下する為、よく検索されるキーワードで広告を出す場合にはその分コストがかかります。
リスティング広告のメリット・デメリットは以下の通りです。
【メリット】
- 検索に連動して広告が表示される為、購買に繋がりやすい
- 広告の費用が自由に設定できるから低価格からできる(結果に繋がるかどうかは考えなければ)
- 表示させるリンク先を自由に設定できる
- 即効性がある
【デメリット】
- 低価格・予算が限られていると、それだけ露出度が下がる
- 運用コストがかかる
メリットの解説。
【検索に連動して広告が表示される為、購買に繋がりやすい】
SEOのメリット解説でも言いましたが、検索は購買直前の情報収拾のために行います。
その検索から流入するということは、それだけ購買に繋がりやすくなります。
【広告の費用が自由に設定できるから低価格からできる】
広告の費用は自由に設定できます。低価格から出稿することもできるため、気軽に試すこともできます。
【表示させるリンク先を自由に設定できる】
広告から流入するリンク先は、自由に設定できます。
既存のサイトを設定することも出来ますし、新しく広告用ランディングページを作って広告に設定することも出来ます。
【即効性がある】
「結果・成果をいますぐ出さなければならない」という場合は、広告が最適です。
お金を払えば情報を露出できるため、即効性があります。
続いてデメリットです。
【低価格・予算が限られていると、それだけ露出度が下がる】
当たり前ですが、リスティング広告は、お金を積めば積むほど、露出度が上がります。
しかし、低価格では、かなり狭い範囲でのキーワードや少ない表示回数(クリック数)となってしまう為、露出度が下がってしまいます。
【運用コストがかかる】
当たり前ですが、リスティング広告のみで運用していくとしたら、それだけコストがかかります。
これらがリスティング広告の特徴とメリット・デメリットとなります。
リターゲティング広告
リターゲティング広告とは、「一度サイトに訪れた人に再度訪問を促す広告」です。
自分自身がサイトを閲覧している時に、今まで閲覧したサイトが広告に表示されることがあったと思います。
そのように今まで閲覧したサイトが再度広告として表示されるため、見込み顧客へのアプローチが可能です。
一度訪れた人は「購入しようか悩んでいる状態」なので、購買に繋がる可能性があります。
【メリット】
- 再度の訪問となる為、購買へ繋がりやすい
- 単価が高い商品と相性が良い
【デメリット】
- 新規開拓は出来ない
- コストがかかる
メリットに関する解説
【再度の訪問となる為、購買へ繋がりやすい】
一度サイトに訪れた人が再度の訪問となる為、購買へ繋がりやすくなります。
最初に訪れた時には、購入しようかどうか悩んでいた人が、再度訪れる時には、再度の情報収拾か、購買です。
その為、購買に繋がりやすいのがリターゲティング広告です。
【単価が高い商品と相性が良い】
単価が高い商品は、即決できません。
特にBtoBの商品に関しては、「一度下調べをして、社内で検討し、購入の是非を決定」するのが一般的です。
単価が高い商品ほど、再訪問が重要になります。
デメリットの解説。
【新規開拓は出来ない】
リターゲティング広告は新規開拓が出来ません。
【コストがかかる】
広告なのでコストがかかります。
そして、新規開拓も広告で行うとすると、リスティング広告とリターゲティング広告の組み合わせが必須になります。
その分コストがかかります。
ディスプレイ広告
ディスプレイ広告とは、WEBサイトやアプリを閲覧した時に広告枠に表示される広告です。
通常のWEBサイトを訪れた人に提案されるように表示されるので、「今までサービス・商品に興味が無かった層にアプローチができる」ことが特徴です。
【メリット】
- 指定したカテゴリーなどの属性に出稿できる
- 指定したユーザーを選んで表示も可能
- 新規顧客の開拓に強い
【デメリット】
- リスティング広告やリターゲティング広告と比べるとクリック率、コンバージョン率が落ちる
メリットの解説。
【属性の設定】
表示されるコンテンツのカテゴリーやユーザーを選んで表示させることが出来ます。
性別・年齢・カテゴリーなど、完全ランダムに表示される訳ではないので、コストを抑えることも出来ます。
【新規顧客の開拓に強い】
今まで全く興味が無かった人に対しては、SEOも効果的で無かったりします。
そのような方に知ってもらうことができるのがディスプレイ広告です。
デメリットはクリック率・コンバージョン率に難あり
【リスティング広告やリターゲティング広告と比べるとクリック率・コンバージョン率が落ちる】
これは、広告の性質上致し方ない部分はありますが、クリック率、コンバージョン率はそこまで高くないです。
「たまたま広告が気になってクリックしたけど、アクセスしたら商品には興味が湧かなかった」という方もいます。
SNS広告
SNSに出稿する広告です。
ターゲットに合わせた広告の出稿ができます。
SNSのアクティブユーザーは検索行為やサイトの閲覧よりも利用時間が長い為、広告に触れる時間もそれだけ多くなります。
【メリット】
- 検索を利用しない見込み顧客にもアプローチができる
- サービスの中心となるユーザー層がSNSによって違う為、ターゲットを絞った広告が出稿できる
- 登録されている個人情報に正確にアプローチした広告が出稿できる
【デメリット】
- ターゲットの選定などPDCAをこまめに回さないと、なかなか成果に繋がらない
- スマートフォンからのアクセスが多いため商品によってはクリック後の商品購入率が低い
SMM
ソーシャルメディアマーケティング(SMM)は、顧客との関係性作りで非常に大事なマーケティング手法です。
使用するメディアによっては、拡散性に優れるメディアもある為、爆発的な効果を生み出すことができる可能性があります。
【メリット】
- 拡散でコストをかけずに爆発的効果(バズ)を生み出すことができる
- 顧客との関係性作りでファンの形成ができる
【デメリット】
- 多くのユーザーが利用しているため、すぐに情報が流れてしまう
- SEOと同様人的コストがかかる
今回は、インターネット集客に関してのお話でした。インターネット集客に関する相談も受け付けます。また、ホームページ制作後のSEOに関しては、アクセス解析等、必要な全てを代理で行い、レポートでまとめるのでぜひご利用ください。
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