今回は、Instagramのエンゲージメント率の求め方とエンゲージメント率を上げる方法をご紹介いたします。
SNS運用ではエンゲージメント率が非常に重要な項目となります。
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エンゲージメント率とは?
エンゲージメント率とは、ユーザーが反応した割合を示します。
どれだけ投稿をしても、全く反応されないような投稿だとしたら意味がありません。
投稿毎にエンゲージメント率をはかり、どのような投稿が顧客にウケるのか?どのように投稿を改善していけばいいのか?をチェックしていくことがファンを増やしていく秘訣です。
エンゲージメント率の計算方法
エンゲージメント率の計算方法は実は様々あります。
どの計算方法も有効ですが、指標と目的が違ってきます。
投稿あたりのリーチに対するエンゲージメント率
まずは、一般的な計算方法で、投稿あたりのリーチに対するエンゲージメント率をご紹介します。
(エンゲージメント率)={(いいね数)+(受け取ったコメント数)+(DM送信数)+(投稿の保存数)}/(リーチ数)×100
となります。
例えば僕の投稿を例に見てみましょう。
・「いいね数」=140件
・「コメント数」=3件(上のコメント数は6件ですが、そのうちコメントの返信が3件)
・「DM送信数」=0件
・「投稿の保存数」=2件
・「リーチ数」=374件
エンゲージメント率は、
(140+3+0+2)/374×100=38.77…%
エンゲージメント率は約38.8%となります。
これで、投稿を見た人の何%が投稿に反応してくれたか?をチェックすることが可能です。
投稿あたりのフォロワーに対するエンゲージメント率
続いては、フォロワーに対するエンゲージメント率です。
(エンゲージメント率)={(いいね数)+(受け取ったコメント数)+(DM送信数)+(投稿の保存数)}/(フォロワー数)×100
となります。
また、事例を元に計算してみます。
・「いいね数」=140件
・「コメント数」=3件(上のコメント数は6件ですが、そのうちコメントの返信が3件)
・「DM送信数」=0件
・「投稿の保存数」=2件
・「フォロワー数」=924人
エンゲージメント率は、
(140+3+0+2)/924×100=15.69…%
エンゲージメント率は約15.7%となります。
これで、フォロワーの何%が投稿に反応してくれたか?をチェックすることが可能です。
その他
エンゲージメント率は分母・分子を変えて指標を変えていく形となります。
例えば、以下の通りです。
・分母をインプレッション数にする→投稿の表示回数あたりの反応割合
・分母を一週間あたりのリーチ数、分子を一週間あたりのアクション数にする→一週間あたりのエンゲージメント率
様々な計算方法があり、どれも正解です。
基本的には、先ほど解説した、「リーチあたり」「フォロワーあたり」で計算するのが一般的です。
エンゲージメント率の目安
エンゲージメント率の目安をご紹介します。
【エンゲージメント率の目安】
リーチに対するエンゲージメント率→30%
フォロワーに対するエンゲージメント率→10%
これが平均的な値となります。
エンゲージメント率の上げ方
エンゲージメント率の上げ方はシンプルで、フォロワーにとって有益な投稿を行うことでエンゲージメント率が上昇します。
フォロワーにとって有益な情報は、アカウントの運用方法とその運用によってフォローしたユーザーの属性によって異なります。
例えば、飲食店のインスタグラムのアカウントで外食好きな人に対する有益な投稿とは、「美味しそうに写った新商品の写真」などが上げられます。
SNSで飲食店の情報を取得するユーザーは、新商品などの情報や美味しそうな料理に敏感に反応します。
自分の食べたいと思うような投稿があった場合は、「投稿の保存」をして、あとで外食するときの参考にしたりします。
このようにフォロワーの属性と、アカウントの運用方法に合わせた有益な情報を投稿しましょう。
まとめ
今回の記事ではエンゲージメント率を上げる方法についてご紹介しました。
エンゲージメント率は、どれだけ反応されたかの割合です。
売上の上昇にとても大事ですが、同時に、分母となる母数を上げていくことで、より売上向上に繋がります。
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