今回は、SEOでもっとも重要な考え方「EAT」に関してのご紹介です。

Googleが公式で発表している検索アルゴリズムの要素であるEATを理解しましょう。

EAT SEOとは?

EAT SEOとは、「Expertise」「Authoritativeness」「Trustworthiness」(EAT)Search Engine Optimization(SEO)の略です。

意味はそれぞれ以下の通りです。

  • Expertise…専門性
  • Authoritativeness…権威性
  • Trustworthiness…信頼性
  • Search Engine Optimization…検索エンジン最適化

Googleの検索アルゴリズムの要素「EAT」は、2014年に初めて導入され、2018年後半に「検索品質ガイドライン」でより強調して記載されました。

なぜEATが重要視されているのか?

なぜEATが重要視されるのか?

EATはGoogleが重要視している項目で、検索エンジンを利用したユーザー(Googleにとってのお客様)の満足度を高めるためのものです。

ユーザーが検索をした際に、【専門的な知識のない人の情報】【どこの誰の発信しているものかわからない情報】【信頼できないサイト】が表示されてしまったら、今後、Googleを使用しようと思うユーザーが減ってしまいます。

これを解消するためにEATを重要視しているのです。

EATを検索のアルゴリズムとして順位づけすることで、「検索した人が満足のいく情報」にたどり着いて、Googleを利用するリピーターを増やすためのものです。

特にYMYL(Your Money or Your Life)と言われているコンテンツ(お金にまつわるコンテンツや健康、幸福にまつわるコンテンツなど)はEATが特に重要視されます。

EATの詳しい解説と具体的対策事例

EATの詳しい解説と具体例

今回の記事の核の部分です。

日本の多くの記事は、「EATが重要項目」と解説しているわりに、とてもふわっとした解説(例:クオリティの高いコンテンツを配信しましょう)ばかりが多く、EATの詳しい内容を知ることができないのが現状です。

これを具体的に詳しく解説します。

Expertise:専門性

専門性

専門性とは、その「サイト」「コンテンツ(ブログ記事)」が専門的知識を有しているか?という点が重要視されます。

よく「専門的なサイト(特化サイト)」の作成がこの専門性を担うと考えられていますが、実はその限りではありません。

例えば、中小企業診断士であり、3つ星レストランのシェフが発信するサイトの場合は、「経営のこと」と「調理に関すること」を発信していても、この専門性はクリアすることができます。

つまり、ユーザーが閲覧した際に信用できる情報を発信している専門家かどうか?という点が見られるのです。

もし専門性を重要視していない場合、「提供された情報が不正確な情報だった場合、情報を閲覧したユーザーが欲しい情報を手に入れることができなかったり、場合によっては、取得した情報によって不利益や損害を与えられてしまう」可能性があります。

そのため専門性が重要視されるのです。

専門家の括りとしては、2つの種類があります。

①正式な専門家によるコンテンツ

例えば、法律に関するコンテンツは、一般人でなく、弁護士または法律事務所の情報が出てきます。これは、弁護士が「法律に関する正式な専門家」であることをアルゴリズムが認識しているからです。

つまり、専門性を高めるには「正式な専門家」による専門的なコンテンツがSEOで高評価を得ます。

これは、先ほど説明したYMYLに関するコンテンツ発信者には必須の項目となります。

お金に関する情報はファイナンシャルプランナーの情報が欲しいですし、落ち込んでいる時にカルト宗教の情報は欲しくないですよね。

資格が必要な情報の発信は、資格を持っている人のものを上位表示されるのです。

②経験やスキルのある人によるコンテンツ

例えば、正式な専門家として認識される資格のないものは、経験やスキルの記載が必要となります。

営業で成績を出している人の「営業のノウハウ」というコンテンツなど、経験やスキルのある人のコンテンツは、高評価を得ます。

これらのように専門的な知識のある人が、その専門のコンテンツを発信することがEATのE「専門性」を高めることに繋がります。

Authoritativeness:権威性

権威性

権威性とは、専門性の元となるものです。

先ほど、弁護士、ファイナンシャルプランナーなどの資格を持っている人の発信する情報が専門性と言いました。

権威性とは、その専門知識を発信している人やサイトの権威性を見るものです。

つまり、法律のコンテンツを発信しているのが「弁護士」だという権威を表示することが権威性を高めることに繋がります。

これは、プロフィール欄に「資格や経験」「スキル」「認証」「本人の写真」「facebookなどの個人を認証しているものへのリンク」「バイオグラフィー(経歴など)」の記載が重要視されます。

2019年になって多くのアフィリエイターのコンテンツの検索順位が下がった要因の一つとして、プロフィールが匿名であることが要因の一つでもあります。

Googleは、「どこぞの誰かもわからない」ような人の情報には高評価を付けません。

プロフィールをサイトに記載していない人は今すぐ権威のあるプロフィールを記載してください。

もちろん本名で、プロフィール写真付きで記載をし、そのコンテンツの権威であることを示す内容を記載してください。

またユーザープロフィールの記載に加えて、プロフィールページ(Aboutページ)を作り詳しいプロフィールを記載することも権威性の向上に繋がります。

Trustworthiness:信頼性

信頼性

信頼性とは、コンテンツ、ウェブサイト、ビジネスの信頼性が考慮されます。

以下の項目が信頼性に繋がります。

信頼性に繋がる項目
  • 安全なWEBサイト通信(常時SSL化→HTTPS化)
  • 簡単にアクセスできること(アクセスするまでが複雑だと違法感を感じさせる)
  • 連絡先の記載(コンタクトフォームやメールアドレス)
  • 徹底的にコンテンツが記載されたページ(ボリュームの多いコンテンツ)
  • 運営チームの写真
  • 信頼性のあるWEBサイトからの被リンク
  • プライバシーポリシーの記載と利用規約の記載

など

これらの情報は、細かくGoogleが発表しているので、ご存知のものも多いと思います。

「信頼性のあるサイト」=「ユーザーが安全だと感じる」ということです。

信頼性に関するものは、些細なものが多いですが、より安心して使用できるサイトと感じさせるリソースはそれぞれ高評価に繋がります。

まとめ

EAT SEOはプロセスの一環であり、時間の経過と共に構築されるものです。

なので、これらを実践したからといって、今すぐに検索順位が上がるものではありません。

しかし、これらを踏まえずにコンテンツを発信していても時間の無駄に終わることがほとんどです。

「ユーザーファーストでコンテンツを発信し、信頼できる性格な情報を安全な環境で表示する」ことがSEOの向上に繋がります。