今回は、コンテンツSEOについてご紹介します。
検索エンジンで上位表示を得るには、構造的なSEO対策も必要ですが、運営していく上でもっとも重要なものはコンテンツSEOです。
今回は、そんなコンテンツSEOについてご紹介いたします。
スポンサーリンク
コンテンツSEOとは?
コンテンツSEOとは、「良質なコンテンツの形成によって検索順位上位を狙う方法」です。
検索エンジンの順位付けは、「クローラー、サーチャー、インデクサ」の3つのロボットがサイト・記事を分析して、設定されているアルゴリズムの元、行われます。
この際に、「コンテンツの品質」が非常に重要視され、検索順位の上下に大きく影響します。
コンテンツSEOが成功している事例
実際にコンテンツSEOが成功している事例をご紹介します。
実際に、私の運営するサイトの事例です。
私は、デザインのチュートリアル解説しているサイトを運営していますが、徹底的にコンテンツSEOを意識しています。
その結果が以下の通りです。
検索順位1位のサイトが私のサイトです。
わかりやすいようにMozBarを使っています。
ほとんどの記事がMozBarで分析される「ドメインパワー」が私のサイトより大きく上回っています。
このようにドメインパワーが低くても検索順位の上位を獲得できる理由は、他のサイトのコンテンツよりも私のサイトのコンテンツが品質が高いからです。
コンテンツSEOを行うことで、例え制作したばかりのサイトでドメインパワーが低いサイトでも上位表示を狙うことが可能です。
コンテンツSEOを行う上で必要な手順
コンテンツSEOを成功に導く方法は、「良質なコンテンツ形成の積み重ね」です。
また、そのコンテンツの価値(人に役立つ度合い)が他のサイトより飛び抜けて優秀であれば、検索上位を獲得することができます。
コンテンツSEOを行う上で必要な手順をご紹介します。
手順1「ユーザーのニーズに100%応える」
検索エンジンを利用する時はどんな時でしょうか?
それは、「調べたいことがある時」「疑問がある時」「問題を解決したい時」などに検索を行います。
検索という行動は全てにニーズがあります。
そのニーズに応えることができないサイトは上位表示されることはありません。
検索流入したユーザーのニーズに応える記事を書きましょう。
では、100%応えるということはどういうことでしょうか?
それは、その記事の内容で「閲覧を想定されるユーザー」全員に対応できるか?ということです。
【100%ニーズに応える事例】
例えば、料理の記事だったとします。
その記事の中に「にんじんを拍子木切りにしましょう」と書いてあるとします。
そのパートを閲覧した人が、料理を普段しない人だと、その文章を見てどう思うでしょうか?
拍子木切りって…何…?どんな切り方?
このように思ってしまうのではないでしょうか?
ということは、文章だけではその記事のノウハウを実現することができません。
拍子木切りがどのようなものかがわかるような写真を挿入することで、その記事があらゆるユーザーへの網羅性が上がるのです。
【ありがちな失敗を改善】
コンテンツを形成する運営者でありがちな失敗は、「上級者であるが故の端折り」です。
新入社員の育成と一緒です。
自分たちが当たり前にやっていることが、その人の当たり前とは限りません。
閲覧者が知らないことを端折ってしまうことで、その記事では問題解決できない状態に陥ってしまっては意味がないのです。
一度記事を作成した後に、本当にこの記事の内容で全ての閲覧を想定されるユーザーに応えることができるかをチェックしましょう。
手順2「満足度を100%超す」
続いては、満足度を100%越すというものです。
コンテンツ発信は、「ビジネスの一貫」です。
ビジネスの鉄則として、顧客のニーズを満たしているだけでは成り立たず、ニーズを満たす以上に満足度を上げていく必要があります。
コンビニエンスストアでもそうです。
元々は、「長時間営業で何でも売っている便利なお店」というものが顧客のニーズに応える形態でした。
これが、食品はより美味しく、サービスの範囲はより広く、時間帯も24時間営業で。
というように顧客の満足度を100%を超してきた結果最高のサービスになっています。
これをコンテンツに当てはめてみましょう。
満足度を100%超すコンテンツとは?
満足度を100%超すコンテンツを形成するためには、ユーザーのニーズの深堀が必要です。
例として「電子レンジの比較記事」で考えてみます。
電子レンジの比較記事
「ユーザーのニーズ」→新しい電子レンジを購入する際にどの商品を選べばいいか調べたい
「ニーズに答えたページ」→各メーカーの電子レンジを「価格帯」「スペック」でまとめた記事を作る
「満足度100%を超すコンテンツ」→電子レンジそれぞれで、どのような料理ができるか?の事例をまとめる
こちらが満足度100%を超すコンテンツになります。
確かに、電子レンジを新調する際には、「価格」と「スペック」があれば選ぶことはできます。
しかし、そこに「こんな料理ができるんだ!」というワクワク感と想像を与えることによって本来知りたかった以上の情報を得ることができます。
このように一つのコンテンツに対して、ニーズを深堀することにより、満足度100%を超えるコンテンツを形成することが可能です。
手順3「わかりやすい構成」
あとは、構成をわかりやすくしましょう。
ユーザーに対して情報を提供しようにも、手順やステップがバラバラで読みづらければ意味がありません。
「見出しタグ」を使用してわかりやすい構成にしましょう。
また、画像や装飾を使用して読みやすい導線を確保しましょう。
品質の高いコンテンツの積み重ねが大きな成果を生む
今回はコンテンツSEOに関してでした。
ユーザー目線でコンテンツを形成して成果に繋げていきましょう。
スポンサーリンク