今回は、アクセス解析で一番よく使用される「Googleアナリティクス」の用語解説をします。一見難しいアクセス解析です。用語も初めてアクセス解析を行うと、聞きなれない言葉が多いと思います。用語の意味を理解して、正しいアクセス解析を行いましょう。
ユーザー
ユーザーとは、レポート期間内に、サイトに訪問した人の数です。
1日に5人の人がサイトを訪問した場合は、ユーザー数「5」。
1日に2人が10回サイトにアクセスした場合は、ユーザー数「2」となります。
ユーザーをユニークユーザーと表現したり、UUと表現することがあります。


新規ユーザー
新規ユーザーとは、レポート期間内、過去2年以内に初めてサイトに訪問したユーザーの数です。
過去2年以内の訪問のないユーザー数が5人アクセスした場合は、新規ユーザー数「5」。
過去2年以内の訪問のないユーザー数が3人アクセス、2年以内に訪問したことのあるユーザーが2人アクセスした場合は、新規ユーザー数「3」となります。
ちなみにCookieで新規か再訪問かを判断するため、サイトに訪問した後にユーザーがCookieを削除して再度訪問した場合は、新規ユーザーとしてカウントされます。


セッション
セッションとは、レポート期間内のサイトに訪問数です。
1つのセッションとしてカウントされるには
- サイトに訪問してから何もしないで(あるいは離脱して)30分以上経過した場合
- サイトに訪問してから外部サイトを閲覧し、外部サイト内のリンクで再訪問した場合
- 日付が変わった場合


ユーザーあたりのセッション数
ユーザーあたりのセッション数は、レポート期間内に、1ユーザーあたりが何回セッションしているかの「平均数」です。
ユーザーあたりのセッション数が「2.3」の場合は、レポート期間内に訪れたユーザーが平均2.3回セッションしていることになります。
ページビュー数
ページビュー数は、レポート期間内に閲覧されたページ数です。
サイトに訪問した数がセッション数です。セッションしてから、複数のページを閲覧することもありますね。
レポート期間内にどれだけのページが見られたかを示すシンプルな数です。
PVと表記されることが一般的です。

ページ/セッション
ページ/セッションは、レポート期間内に1セッションあたりに閲覧されるページビュー数の平均です。
ページ/セッションが「2.3」の場合は、レポート期間内のセッション数あたり平均2.3ページ見られていることになります。
平均セッション時間
平均セッション時間は、レポート期間内にユーザーがサイトを訪問してから離脱するまでの平均時間を示します。
しかし、その計算方法は特殊(システム上しょうがない)なので、完全な平均セッション時間ではありません。
Googleアナリティクスの時間計測方法は、最初にアクセスして、次のページにアクセスしない限りその時間を測ることができません。
つまり、離脱したページを閲覧している時間は計測できません。
そのため、離脱したページの時間は0となります。
全員が、最初にアクセスしたページで離脱した場合は、平均セッション時間は「0」になってしまいます。

直帰率
直帰率は、レポート期間内に訪れたユーザーが最初にアクセスしたページで離脱する人の割合を示します。
全ユーザーがサイトに訪問して最初のページで離脱した場合、直帰率「100%」
全ユーザーがサイトに訪問してからサイト内の他のページに移動した場合、直帰率「0%」となります。
まとめ
これらが、アナリティクスでよく使う用語の基本解説となります。
とても難しいと思います。
ですが、ホームページは、作成した後、どのように運用するか、どのように結果・成果を出していくかを考えていくのが絶対的に必要です。
NiGLANでは、アクセス解析の代行・コンサルティングのオプションもございます。
ぜひ、お気軽にご利用ください。
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